スパムはなくならない。どうにもこうにもどうしたって大した対策などない。それに商取引法の問題だけぢゃないしね。
経済産業省は,スパムメール対策として,サブジェクトに「!広告!」と表記させるよう法律を改正する。2月1日から施行。また,スパムの受け取りを希望しない受信者には,その連絡方法の表示が義務づけられるが,「!連絡方法無!」とサブジェクトに記入すればその義務はなくなる。
私のメールボックスにも毎日スパムがばんばか入ってくるので,あるとき1日に何通くらい来ているのだろうと気になってゴミ箱に捨てずに数えていると,30通ぐらいだった。まぁ海外のフリーサーバーなどを一時期ガンガン使っていたので,自業自得とも思っているけど。ちなみにこの経産省の対策のニュースが流れたのが10日,んで翌日の11日の早朝に発信されたと思われるスパムに「!広告!」が入っているのがあって笑った(コピペ)。2月からぢゃないんですか?(^_^;と思いつつ,律義なんだかなんなんだかよくわからんけど。
送信停止のためにメールアドレスを送るなんてスパムを増やすだけの行為だしするわけないぢゃんと思いつつ,そんなふうなことを義務づけると云う経産省の対策もなんだかなという気も。あと,経産省の資料では「!」が2バイト文字だったりするのに,Impress INTERNET Watchの記事やCNET Japanの記事では「!」と1バイト文字なのは,それでフィルタする人を混乱させるためですか?とか,そもそもすべてのユーザー対象の法律で2バイト文字のサブジェクトを導入させると云うのはちょっと問題な気もとか(これは私の考えが古いだけかもしれないですが),対策窓口を設けるようだけど,iモードみたいにメールヘッダ全部捨てるようなものでどうやって業務停止などの処分をとらせる業者を取り捕まえるのだろう?とか,妙な点ばかり。どうなることやらどうにもならんか。
|